Interview

社員インタビュー

条件を少し変えると、
結果が変わる
その奥深さが面白い

埼玉工場 埼玉技術部
K.Kさん
2023年入社 理系大学卒業

プラモデル好きから射出成形に興味を持ち、TENSHOへ。K.Kさんは今、コンピューター上で樹脂の流れを予測する流動解析や材料試験を担当しています。身近に見えたプラスチックが、実は簡単ではなかった。その奥深さに向き合う若手技術者の仕事を聞きました。

Q1

入社のきっかけを教えてください。

●好きなプラモデルと大学で学んだ分野、その両方につながる仕事だと感じて、TENSHOを選びました。

大学では理学部の化学科に在籍し、材料系の研究室で学んでいました。高分子としてプラスチックは、非常に身近な素材です。就職活動でも、プラスチックやめっき加工、薬品材料などを扱う会社を中心に見ていました。
もう一つ、趣味がプラモデルということも大きかったです。特にガンプラが好きで、組み立てるだけでなく塗装もします。プラモデルの部品も射出成形でつくられているので、もともと自分にとって身近な技術だったんです。好きなものと大学で学んだ分野、その両方につながる仕事だと感じて、TENSHOを選びました。

デスクに座り、身振り手振りを交えて笑顔で話すK.Kさん

1日のスケジュール

8:20

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出社
メール確認・朝礼

9:00

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流動解析の設定、
材料試験用
テストピースの
試作準備

11:00

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解析結果の確認、
条件を変えた
パターンの解析

12:15

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昼休憩
埼玉工場の社員食堂で
お弁当での昼食

13:00

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材料試験用
テストピースの試作

15:30

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試作終了、
流動解析結果の確認

17:00

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各種データの整理、
翌日の準備

17:30

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退社

工場内で試験機を操作しながら、作業の様子を見つめるK.Kさん

Q2

現在は、どのような仕事を担当していますか?

●流動解析、材料評価、材料試験に使うテストピースを自分で射出成形する仕事です。

仕事は大きく三つあります。一つ目は流動解析です。金型の中を樹脂がどのように流れるかをコンピューター上でシミュレーションし、成形不良が起きそうな場所を予測したり、より良い成形条件を検討したりします。
二つ目は材料評価です。引張試験や曲げ試験などを行い、新しい樹脂材料がどのような性質を持っているのかをデータにまとめます。三つ目は、その材料試験に使うテストピースを自分で射出成形する仕事です。解析結果と実際の試験結果を結びつけながら、品質改善や材料選び、自社製品の開発に役立てています。

Q3

流動解析とは、実際にどのように役立つのでしょうか?

●製品をつくる前に、「この形なら樹脂がきちんと流れるか」「反りや変形が起こらないか」といったことを確認できます。

問題がありそうなら、樹脂の入口や流路の形、製品形状、成形条件などを見直して、改善案を考えます。
ただ、解析結果が出れば、そのまま答えになるわけではありません。成形機ごとに特性が違いますし、お客様から「この形状は変えられない」といった条件をいただくこともあります。品質を上げながら生産時間も短くするなど、いくつもの条件を両立させる必要があるところが難しく、同時に面白いところです。

工場内で青い作業服と帽子を着用し、身振り手振りを交えて笑顔で話すK.Kさん
工場内で試験機の操作パネルを真剣な表情で見つめるK.Kさん

Q4

仕事をしていて、面白いと感じるのはどんなところですか?

●条件を少し変えただけで、結果に変化が出るところですね。

「ここを変えたら、どうなるだろう」と考えて試し、その結果を見て次の方法を考える。その繰り返しは、大学の研究室で実験していた感覚に近いです。大学で研究していた内容そのものを使う場面は多くありませんが、仮説を立て、試して、結果から考えるという仕事の進め方は、研究室の延長線上にあると感じています。
入社してからは、プラスチック製品を見る目も変わりました。以前は何気なく見ていた製品も、「この形をきれいに成形するのは大変そうだな」と考えるようになりましたね(笑)。射出成形は、知れば知るほど奥が深いです。

Q5

一番やりがいを感じる瞬間は?

●材料試験で良い数値が出て、その材料が実際の製品に採用されたときです。

自分がまとめたデータが材料選びの根拠になり、量産につながるとうれしいですね。
また、流動解析から考えた改善案を実際の成形で試して、製品の品質が良くなったときにも達成感があります。パソコン上の解析だけで終わるのではなく、自分の仕事が実際の製品に反映されたと分かる瞬間に、一番やりがいを感じます。

デスクに座り、前を向いて穏やかに話すK.Kさん
工場内でパソコンに向かいながら、試験機の操作や配線を確認するK.Kさん

Q6

入社してから、どのような点が成長しましたか?

●材料試験や試験機の操作を一人で進められることが増えたり、コミュニケーションの面でも成長したと思います。

入社当初は、解析結果を見ても「どこを、どう変えれば改善できるのか」が分からず、先輩からたくさんアドバイスをもらっていました。今では、材料試験や試験機の操作を一人で進められることが増え、自分で考えて動ける範囲も広がりました。
コミュニケーションの面でも成長したと思います。技術職というと、一人で黙々と作業するイメージがあるかもしれませんが、実際は営業部門や工場など、ほかの部署と連携する場面が多いんです。必要な情報を聞いたり、自分の考えを伝えたりする中で、自然と人と話す力も身につきました。

工場内で青い作業服と帽子を着用し、身振り手振りを交えながら笑顔を見せるK.Kさん

Q7

K.Kさんが感じる、TENSHOの魅力を教えてください

●若手のうちから、いろいろな仕事を任せてもらえるところです。

流動解析だけ、材料試験だけと仕事が細かく分かれているのではなく、試験用のテストピースを自分で成形し、結果をまとめ、ほかの部署と相談するところまで経験できます。
細かな指示を待つというより、自分で考えて試せる環境です。もちろん、分からないときには先輩が丁寧に教えてくれます。任せてもらえることと、周りに相談できることの両方があるので、若いうちから成長を感じやすい会社だと思います。

Q8

入社前と入社後で、ギャップはありましたか?

●射出成形の技術は、想像していた以上に難しいと感じました。

入社前は、技術職は決められた業務を淡々と進める仕事だと思っていました。でも実際は、工場や営業など多くの人と連携しながら、自分から動く場面の多い仕事でした。そこは良い意味でのギャップでしたね。
射出成形そのものについても、想像していた以上に難しいと感じました。プラモデルを見ると、一つの流路の中にたくさんの部品が並んでいたり、複数の色が使われていたりします。それを狙いどおりにつくるのは、実はとても高度なことなんです。仕事として関わるようになり、射出成形の奥深さを改めて知りました。

これから挑戦したいことと、入社を考えている方へのメッセージをお願いします。

●早い時期からさまざまなことに挑戦できる環境です。「こんな技術・こんな製品づくりに関わりたい」という方には、とても面白い会社だと思います。

今は解析や材料評価が中心で、製品設計にはまだ深く関わっていません。これからは、設計から解析、製品の立ち上げまで、一連の流れを経験してみたいです。射出成形機の操作や段取りについても学び、解析と現場の両方を理解できる技術者になりたいと思っています。
TENSHOは、早い時期からさまざまなことに挑戦できる環境です。「こんな技術を身につけたい」「こんな製品づくりに関わりたい」という目標がある方には、とても面白い会社だと思います。最初は分からないことだらけで当然です。怖がらずに周りへ聞けば、先輩たちがきちんとサポートしてくれます。一緒にTENSHOの技術を、さらに進化させていきましょう。

試験機の前に座り、作業服姿で穏やかな笑みを浮かべるK.Kさん
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