Interview

社員インタビュー

思い通りに
ならないからこそ、
予定通りに動いた瞬間が
うれしい

矢吹工場 生産課 成形/班長
K.Aさん
2007年入社 理系大学卒業

現在は⽮吹⼯場の班⻑として、人と機械を動かし、日々の生産を支えています。温度や材料、機械の状態で変わる射出成形の難しさと、その先にある達成感を聞きました。

Q1

入社のきっかけを教えてください。

●面接でとても話しやすかったことも覚えています。「この会社は自分に合いそうだな」と感じたことも、入社の決め手になりました。

大学では機械工学科で、プラスチック成形や光造形について学んでいました。せっかくなら大学で学んだことを活かせる仕事に就きたいと思い、就職先を探していたんです。
TENSHOは、金型の設計・製造から製品の生産までを一貫して行っています。ものづくりの一部分だけではなく、最初から最後まで関われるところに魅力を感じました。それから、面接でとても話しやすかったことも覚えています。ほかの会社よりも自然に話ができて、「この会社は自分に合いそうだな」と感じたことも、入社の決め手になりました。

青い作業服と帽子を着用し、両手を軽く動かしながら穏やかに話すK.Aさん

1日のスケジュール

8:00

interview-circle

前勤務班からの
引き継ぎ、
朝礼、
品質・作業状況の確認

8:30

interview-circle

QRQCミーティングで
問題点と
対応状況を共有

9:00

interview-circle

成形機の段取り
(材料準備、
金型交換、
立ち上げ確認)

11:30

interview-circle

昼休憩
製造オペレーターとの
休憩交替対応

13:30

interview-circle

生産品の品質、
作業状況、
問題点の確認

14:00

interview-circle

成形機の段取り対応

17:00

interview-circle

管理課と生産進捗・
翌日以降の
計画を打ち合わせ

17:30

interview-circle

材料準備、物流対応、
次工程の準備

19:30

interview-circle

作業状況の確認、
引き継ぎ事項の
聞き取り

20:00

interview-circle

次勤務班への
引き継ぎ、日報集計

20:30

interview-circle

退社

※QRQC:問題が発生した際、関係者が素早く情報を共有し、原因確認と対応につなげるためのミーティング

青い作業服と帽子を着用し、両手を組んで落ち着いた表情で見つめるK.Aさん

Q2

入社してから、どのような仕事を 経験してきましたか?

●社員研修で工場の様々な仕事を経験しました。

工場研修で現場の仕事を経験しました。理系出⾝なので少し意外でしたが、「まずは何でもやってみよう」と思っていたので、大きな戸惑いはありませんでした。その後、工場研修で射出成形機に触れ、国家資格の射出成形技能士2級を取得しました。
それから品質管理部門で約10年、新しい製品を立ち上げるための管理体制づくりや、お客様との打ち合わせ、検査成績書の作成などを担当しました。その後、資格や研修経験を見てくれた工場長から成形現場への異動を勧められ、現在は矢吹工場の生産課で働いています。振り返ると、かなり幅広い経験をしてきましたね。

Q3

現在の仕事内容を具体的に教えてください。

●生産課には成形部門と加工部門があり、私は成形部門の班長を務めています。

金型を成形機へ取り付け、材料を準備して生産を立ち上げ、量産する。その間に、次の製品の金型交換や材料の準備も進めます。
班長としては、自分で段取りや生産作業を行うだけでなく、それぞれの成形機がきちんと動いているか、どこに何人配置するか、品質や作業状況に問題がないかも確認します。材料投入から成形、物流、次の勤務班への引き継ぎまで、工場の製造工程全体を見ながら動く仕事です。

工場内で青い作業服とヘルメットを着用し、成形機の操作パネルの前で身振り手振りを交えて話すK.Aさん
工場内で青い作業服とヘルメットを着用し、成形機の前に立って上を向いて話すK.Aさん

Q4

成形の仕事で、一番やりがいを感じる瞬間は?

●無事に生産を終えられた瞬間に、「今回もやり切ったな」と感じます。

工場では、どうしてもトラブルが起こります。思ったように製品ができなかったり、立ち上げに時間がかかったりすることも珍しくありません。その中で、予定どおり、あるいは予定より早く段取りが終わり、スムーズに量産を始められたときは達成感があります。
特に、普段は立ち上げが難しい製品が一度でうまく動き、そのまま問題なく量産を終えられたときはうれしいですね。製造工程では、正確さと速さの両方が求められます。無事に生産を終えられた瞬間に、「今回もやり切ったな」と感じます。

Q5

現場では、どのような難しさがありますか?

●機械の中に残った黒い樹脂が白い製品へ混ざってしまうことがあり、きれいに切り替えるには、機械の状態を見ながら細かく調整しなければなりません。

射出成形では、樹脂を200度を超える高温で溶かして製品をつくります。例えば黒い製品から白い製品へ色を替えるとき、機械の中に残った黒い樹脂が白い製品へ混ざってしまうことがあります。きれいに切り替えるには、機械の状態を見ながら細かく調整しなければなりません。
再生プラスチックを使う場合も難しさがあります。材料の状態が毎回まったく同じとは限らないため、樹脂が金型からはみ出す「バリ」や、必要なところまで樹脂が届かない「ショート」が起きやすくなります。気温や湿度によっても条件が変わるので、昨日と同じ設定なら今日もうまくいく、とは限らないんです。そこを見極めるのが、成形の技術だと思います。

工場内で青い作業服とヘルメットを着用し、成形機の横で真剣な表情を浮かべるK.Aさん
工場内で青い作業服とヘルメットを着用し、大型の成形機を背にして笑顔を見せるK.Aさん

Q6

入社してから、自分が成長したと感じることはありますか?

●成形や製造に関する技能はもちろん身につきましたが、それ以上に、ものを見る目が変わったと感じています。

一つの製品ができるまでには、設計する人、金型をつくる人、成形する人、検査する人、運ぶ人など、本当に多くの人が関わっています。
自分が普段使っているものを見ても、「これは、どうやってつくられているんだろう」と考えるようになりましたし、製品をつくった人たちへの感謝も感じるようになりました。技術だけでなく、ものづくりに対する探究心や考え方の面でも、豊かになれたと思います。

工場内で青い作業服とヘルメットを着用し、成形機の操作パネルに向かって真剣な表情でボタンを操作するK.Aさん

Q7

TENSHOの魅力を教えてください

●90年を超える歴史があり、自動車部品や家電部品といった身近なものから、自社製品まで幅広く手がけているところです。

90年を超える歴史があり、自動車部品や家電部品といった身近なものから、自社製品まで幅広く手がけているところです。中でも面白いのは、工場同士の連携ですね。例えば、埼玉工場でつくった製品を矢吹工場で製造した箱に入れ、三重工場でつくったパレットに載せて出荷することがあります。製品だけでなく、梱包箱や物流用パレットまで自社でつくれる会社は、なかなかないと思います。
コンポスターや医療現場で使われる廃棄容器など、自社製品を身近な場所で見かけることもあります。「これもTENSHOでつくっているんだ」と知ると、会社の仕事の幅広さを実感できます。

Q8

入社前と入社後で、ギャップはありましたか?

●一番大変だったのは、24時間稼働する工場の交替勤務です。

入社当時は昼勤と夜勤を交互に担当していたので、生活のリズムをつくるまでは体力的にきつかったですね。
社員研修での経験があったからこそ、会社全体の動きや、人と関わる仕事も知ることができました。その後の仕事から現在の班長業務にも、無駄になった経験は一つもなかったと思います。

これから入社する方へ、メッセージをお願いします

●TENSHOは幅広い技能を身につけられます。国家資格である射出成形技能士をはじめ、資格取得に向けてしっかり学べる環境もあります。

プラスチック成形は、金属加工にはない形状の自由さがあります。その一方で、金型設計や成形条件には繊細な知識と技術が必要です。だからこそ、覚えるほど面白くなり、自分の技能が結果として見えやすい仕事だと思います。
TENSHOでは、設計から生産までを一貫して行っているため、幅広い技能を身につけられます。国家資格である射出成形技能士をはじめ、資格取得に向けてしっかり学べる環境もあります。最初からすべてできる必要はありません。分からないことにも臆せず、チャレンジする気持ちを持って来てほしいですね。

工場内で青い作業服とヘルメットを着用し、成形機の横でまっすぐ前を見据えるK.Aさん
上部へスクロール